現存希少完形品　長州毛利家　萩城軒平瓦　江戸時代アンティーク

長州毛利家の萩城に葺かれていた軒平瓦の完形品です。萩城は慶長９年(1604年)に築城され、明治７年(1874年)廃城令により解体されました。その際に瓦も世に出ましたが、この瓦を所蔵されていた方の「次のお持ち主に譲りたい」とのご意向で再び世に出しました。軒平の模様は毛利家の一に三ツ星の家紋を略していて、一文字を唐草模様で挟んでいます。発掘品ではないので考古学的遺物には該当しませんが、江戸時代の瓦の資料として出品しました。瓦全数の内で軒平瓦は少なく希少です。