マーチンの000-1になります。(000-1Rではありません)
マーチンの音が良く小さめで手頃のギターを探して、こちらの機種の情報に辿りつき、最近中古で購入しましたが、普段はショートスケールギターに慣れているため、弦のテンションが自分には弾きづらく、手放すことにしました。
調べたところ、当時のマーチンでは音に妥協せずにコスト削減した機種であるため、音に影響が大きいバックも単板で作られており、音に影響の少ないサイドだけラミネートという珍しい構造です。
当時は今と異なり木材もかなり良い物が使われており、指板やサドルも天然素材となっています。
さらに、生産工場も今では高いモデルしか生産しないU.S.A/ナザレス製になっており、そのため、いまだにこの000-1は評価が非常に高い機種です。なお、これ以降の廉価版マーチンはバック合板や、単板でもリッチライトなどの人工素材の指板やブリッジになっており、主要構成パーツに本ギターのような高級モデルと同じ材は使用されていません。
付属品は写真の通りで、マーチンのハードケース、エンドピン、六角レンチ、マーチンクロス、英語説明書、乾燥剤、保証書、純正サドルです。
現在はマーチン用の牛骨サドルを別途購入して取り付け、純正サドルはハードケースに入れました。
(おそらく新品の時はエンドピンは本体に取り付けないままのはずですので、今もそのまま)
キズは気づいた限り、ボディトップに目立つ数ミリの打痕がありますが、それ以外はほぼ目立つところはないくらい、とても綺麗で25年前のギターには思えないほどです。
弦高は、素人測定ですが、1弦側12フレットで2ミリ、6弦側12フレットで3ミリといった感じで、個人的には弾きやすい高さだと思います。
ネックは未調整でトラスロッドなどは専門知識が無いので触っておりません。
商品の動画は下記になります。
https://d.kuku.lu/3t7btt5vm
スペックは下記です。
トップ・スプルース単板
サイド・ラミネイトマホガニー
バック・マホガニー単板
ネック・マホガニー
指板、ブリッジ・ローズウッド
弦長・25.4インチ(645.2mm)
ナットワイド・42.9mm
中古品の割には綺麗だとは思いますが、あくまで25年前のギターの中古ですので、その辺りもご理解のうえご購入くださいませ。