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近代歴史画の巨匠である安田靫彦画伯の希少な作品(印刷)です。
安田靫彦画伯(1884-1978)の1964年(昭和39年)作品『飛鳥の春の額田王』です。
再興日本美術院八十周年記念画集(三)
画題 飛鳥の春の額田王
作者 安田靫彦
所蔵 滋賀県立近代美術館(現在の滋賀件膣美術館)
監修 細野正信(山種美術館学芸部長)
技法 オフセット多色刷
企画制作 共同印刷株式会社 美術商品部
【作家解説】
安田靫彦画伯は日本美術院の再興に参画し、中核の一人として活躍。「美しい線」「澄んだ色彩」「無駄のない構図」など、日本画に対して誰もが抱くイメージは、すべて安田靫彦画伯が作ったと言っても過言ではありません。また、生涯をかけて歴史画に取り組み、古典の香り豊かに表現したことも特筆される。
【作品解説】 (滋賀県立美術館解説を引用)
中央に描かれる人物は、飛鳥時代の歌人であった額田王(ぬかだのおおきみ)。奥には畝傍山(うねびやま)、香久山、耳成山の大和三山、手前左には川原寺、本薬師寺、藤原宮、右には板葺宮、飛鳥寺、山田寺と、額田王が生きた時代の奈良の様子が描かれています。実際の地理関係とは異なっていますが、ここでは画面構成が優先されています。画面左下には梅の花が描かれており、季節は春だとわかります。安田靫彦は19歳の時に飛鳥を訪れ感銘を受けており、約60年後に制作された本作にその思いを結実させました。歴史画の名手であった靫彦の、晩年を代表する作品の一つです。
【サイズ】
額 縦60cm 横50cm
絵 縦40cm 横24cm