No.90 ラ・ペルラ・アッズーラ社カントリーCobalt（ブルー）長財布

形...長財布

カラー...ブルー

クチ...ボタン

イタリアのアッズーラ社カントリーCobalt(ブルー)を財布の外側に使った、エイジングを楽しめる長財布を作りました。カントリーというレザーはシュリンク加工というシワの加工がされたレザーで植物タンニン鞣しの使い込むほどに深い色に変化するレザーです。歯切れで購入しましたが表面のシワの多さからショルダー部分だろうと思っております。シュリンクレザーは一般的にソフトなレザーが多いのですがカントリーは張りと硬さのある堅牢なレザーです。

内部に使用しているレザーは、ターコイズブルーのような色のレザーで、山羊レザーかと思います。

カードスロットは4箇所あり一箇所に4枚ずつまとめてカードを収納できます。

小銭入れはファスナー部分で40枚程度の小銭を収納できます。写真では24枚の小銭を使っています。

紙幣収納は2箇所ついていて、各箇所に20枚程度の紙幣が収納できます。

コンチョボタンはネジ止め式なので、定期的にネジ締めのメンテナンスをしていただければと思います。68番や74番はボタン型なので縫い付けてあったのですが、この財布のコンチョは違うタイプをつかっていますので、コンチョボタンをくるくる回したりするとネジが緩み外れてしまうかもしれません。コンチョはバネホックとネジで繋がっていてバネホックで財布を閉じることができます。

財布にはレザーストラップが付属します。青いレザーがなかったので、ベージュレザーでレザーストラップを作りました。ストラップ長さ　約46.5cm

縫い糸は蝋引きの麻糸青色(エスコード)を使っています。

財布のサイズ

縦(幅)　18.2cm　　横　12.5cm　　開いた時の幅　30.3cm　　厚み　4.5cm

重さ　200g(ストラップ込み)

ジーンズと写っている使用例の写真を見ていただければわかりますが、縦の大きさを極限まで小さくしていますので、ジーンズのポケットに収納しても留めの部分しかはみ出ません。70番代後半から最小サイズで長財布を作るようにしています。