大型鉄地透かし鍔　「花筏の図」

大形で薄い地鉄を打ち返し耳に仕上げた鍔です。サイズ ８９ｘ８８．５ｘ耳部４．５ 平地 約２．５ミリです。図柄は桜花と筏を組み合わせた「花筏」の図」と言われる日本の伝統的な意匠で ９ｃｍの丸い空間に見事にデザインが収まり 手に取って味合うも良し 鍔架けに架けて眺めるのも良し、で味深い古鍔だと思います。 これだけ薄い地鉄を打ち返して耳を仕上げる職人技には頭が下がります。時代は 恐らく室町中期～江戸初期まで、だろうと思いますが この手の鍔はプロの日刀保審査員でも 良ければ「古甲冑師」になり  寝不足・二日酔いなら「制作年代研究」等の結果になりますが 誰が どのように「制作年代」を研究出来るのでしょうか？？。