「橋本永豊」作の京焼、内裏雛の描かれたお抹茶碗です。
寸法Φ12,2×高さ7,3×高台径5㎝です。
経年の使用感が多少はございますが、古物としては状態は良く美品です。
作者:橋本永豊
昭和44年生
平成9年 同志社大学商学部卒業
平成13年 京都市立工業試験場 伝統産業技術者研修「陶磁器釉薬コース修了」
平成15年 京都府立陶工高等技術専門学校 陶磁器成形課修了
平成15年 二代目「永豊」を襲名
有名な焼物のひとつ「京焼・清水焼」が発展した背景は、日本各地の焼物が発展した背景とは少し異なります。焼物産地の多くがその土地で「土が取れたこと」により発展した一方で、京焼・清水焼は、京に都がおかれた時代に茶人や大名の「こんな器がほしい」という要望があり、そこに高度な技術をもった職人が集い、ひとつずつ注文を受けて器を作り上げていたことで発展していきました。
そんな京焼・清水焼の器には、使い手のこだわりに応える、はんなり京都ならではのおもてなし精神、御心づかいが感じられます。
そんな京焼・清水焼の器には、使い手のこだわりに応える、はんなり京都ならではのおもてなし精神、御心づかいが感じられます。